王道を行くものも良いですが、ちょっと変わったものもそそりますよねえ。だから私はCPUもインテルよりもAMDやVIAに触手が動きます。で、どうしても使ってみたいCPUがありました。それはトランスメタのクルーソー。きめ細かな周波数制御となんだか解らないエミュレーション技術。嗚呼これはガジェット好きにはたまりません!そのクルーソー搭載機も発売から数年が過ぎ、中古市場やオークションで手に入れやすい値段になってきました。仕事で小型でDos窓が出せるノートパソコンが欲しかったのでさっそく調べ始めたわけです。 クルーソー機として最初に候補に挙がったのは東芝のリブレットでした。シルバー×ブラックの落ち着いたデザイン。薄いボディ。幅1,280ピクセルの高解像度液晶。なによりVAIOでは無い事が魅力的でした(ひねくれもの)。ターゲットが定まったところでオークションで価格動向をチェックしていると、友人から横槍が入りました。ノートパソコンは小型軽量であるべしというポリシーから120グラムC1が軽量だと言うのです。リブレットは1.1kg、C1VJは1kgを着切る980グラム… 結局カメラがついて面白そうなのとジャンクを含む入手可能パーツの多さ、旧機種との互換性の高さ、そして自分としては禁断のVAIOという背徳感からオークションでC1VJの導入となりました。ちなみにC1VJは2000年に発売したソニー初のクルーソー搭載機です。
■いきなりカスタマイズ開始 C1VJを手に入れて、最初に電源を入れた時に驚いたのが、そのハードディスクの爆音でした。経年変化でこうなったんでしょうが、これはいけません。それに容量の大きなハードディスクの方が動作が軽くなるはず。Windows2000も導入予定だったのでハードディスクの入れ替えを決意しました。いつものお店に行って玉を物色しますが容量値段のバランスが良いものがありません。目標は日立IBMの20GBぐらいの流体軸受モデル。しかたがないので小型USB接続の外付けハードディスクを購入して中身の2.5インチハードディスクを取り出してつかうことにしました(…普通しないって)とはいえケースの中で使われているハードディスクの銘柄が分かりません。とにかく外箱のコピーを読むしかありません。えいやっで選んだのはアイオーデータのUSB2.0対応モデル。持ち帰ってドキドキで開けてみると(これが分解しにくい)日立IBM製でビンゴ。一気にC1VJも分解して換装しました。液晶のヒンジ部分が難関でしたが、構造自体は合理的に作られているので、作業はスムーズに行えます。この辺りはさすが国産メーカーですねえ。後はパーテーションを2つに切って、OSの再導入をかけて完了。やっぱり静かなPCはいいですねえ。
■定番?Windows2000導入 この機械の初期導入OSはWindowsMeなんですが、C1VJで使う場合動作が重い。ただでさえ動作がだるいクルーソーが更に緩慢になります。というわけでC1VJはOSをWindows2000にするというのがデフォルトなんですね。表示関係が軽いしNTベースのOSということで安定感もあります。但し、このWindows2000化は言うほど簡単な作業ではありません。そこには様々なTIPSが存在します。ここでは詳しい事は紹介しませんが、その難関を越えてWindows2000が走った時にはそれは嬉しいもので、愛着も更に増します。
■C1VJの楽しみ方 C1シリーズを持っていて、その最大の特徴である内蔵カメラで遊ばない手はありません。ライブ放送ソフト「TeVeo」を導入してリアルタイムムービーを公開なんてすると楽しさ倍増。このソフト、ストリーミングサーバーまで入っている優れもの。動画はJAVAスクリプトで表示するので普通のWebブラウザで見ることができます。プログラム的には「お昼ごはんショウ」や「お絵描きショウ」「PCメンテナンスショウ」などがあります。…もちろん見ることができるのは一部の人たちですが(w
クルーソー機とはいえ発熱しない訳ではなく、CPUもハードディスクも意外に熱くなります。そこで(漢は何かと理由を付けて物を買うのだ!)BIRDのC1シリーズ用インタークーラー「One」を導入しました。(現在絶版)USB接続の冷却ファンも付いているのでライブ放送などの高負荷作業も安心です。ちなみにOne本体にもUSBハブがあって、1ポートだけですが機器を接続できます。マウスはもちろんUSBLANアダプタも使用できました。